羽曳野市の加藤歯科医院での歯の治療

加藤歯科に寄せられる患者様からの歯科治療に関するお問い合わせから、よく頂戴するご質問をまとめました。

● 乳歯の外傷の影響はでますか?

子供さんの乳歯の外傷は、近年環境の変化からか増加の傾向があります。乳歯の外傷は、食べ物を噛むという機能だけではなく、審美性や顔や歯並びの発育に影響を及ぼすことがあるので、外傷を受けないように、日頃から十分注意しなければなりません。
この発現頻度は、まだ運動神経の発達がにぶい低年齢児ほど高いので、この時期のお子さんをおもちのお母さん方は、環境の整備に十分気を配らなければなりません。
外傷の原因は、転倒がもっとも多くなっています。家の中で転んで、机の角などに顔をぶつけたりすることが多いので、幼児の行動範囲については、できるだけこのようなものを置かないようにすることが大切です。
乳歯が外傷を受けたとき、同時に唇や顔なども怪我したり骨を傷つけたりすることがあります。それによって顔の発育や審美性に影響も与えることもありますが、乳歯外傷の影響としてもっとも多いのは、乳歯のすぐ下にあり、発育している永久歯に影響を及ぼすことです。
乳中切歯が細かく割れて一見重症に見えるものでも、この症例は、破折しただけで他の部分には大きな影響を与えていません。これは、歯が割れることによって力が分散されたためです。
あたかも釘を金槌で打ちこんだように、上あごの乳中切歯が骨の中に埋入しているものは、エックス線写真で見ると、歯はまったく破折していません。このような症例が乳歯では多くあります。しかし、歯は破折していなくとも、永久歯に与える影響は大きいのです。
3歳児の乳歯が外傷を受けますと、永久歯が歯冠と歯根の間で曲がってしまい、口の中に生えてこないことがしばしばあります。しかし、このような症例でも、定期的に検診を受けていれば、最適な時期に処置することによって、口の中に永久歯を誘導することもできるのです。このような理由で、日頃の定期健診が重要なのです。
これほど大きな障害にならなくても、永久歯の形成不全を起こすことはしばしばあります。障害の程度は、一般的に外傷を受けた時期が早いほど重症になり、永久歯の歯冠ができ始めた頃の外傷、つまり乳中切歯が生えたばかりの一歳未満のお子さんの場合は、まったく歯の形を呈していない歯牙腫というものになってしまうこともありますので、とくに低年齢児については、外傷を受けないよう、十分に気をつけなければなりません。
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