お盆休みも終わりました。今日からまた診療開始です。皆さんはいいお盆をすごされましたでしょうか?羽曳野市の加藤歯科です。
お墓参りをされた方も多いと思いますが。意外と知らないお墓参りの常識・・・・・
簡単におさらいしてみましょう。!
まず、主にお墓参りをする時期ですが、命日、お盆、お彼岸があげられます。
●命日
命日は、個人の死去の当月当日である祥月命日と、亡くなった日にあたる毎月一回の月忌とがあります。月忌は仏壇にお花を供えるくらいでとりたててお墓参りをする必要はありませんが、一周忌以降における、一、三、七、十三、十七、二十三、二十五、二十七、三十三周忌には法要を営みます。特に、一周忌、三周忌、十三周忌、十七周忌、三十三周忌には、墓前の法要を営みが望ましいです。
●お盆
お盆は、盂蘭盆経の目連説話に基づき、祖霊を死後の苦しみから救済するための仏事として行われます。地域によって異なる場合もありますが、旧暦の7月15日を中心に、供物を供えて祖先の霊を家に迎えます。13日に迎え火を焚き、16日におくり火を焚いて送り出します。
●彼岸
彼岸会の略という意味もあり、春分・秋分の日を中日とした前後の7日間に仏事を行うことを指します。これは、春分の日・秋分の日がそれぞれ国民の祝日となっているように、日本独自の仏教行事です。「国民の休日に関する法律」には、「先祖を敬い、亡き人を偲ぶ日」とされ、本来一家揃ってお墓参りをする家族行事の日なのです。
余談ですが・・・・・・「仏滅にお墓参りはOK ??」
大安だと吉、仏滅だと凶・・・・「仏滅にお墓参りなんてとんでもない」と思いがちです。
しかし、大安・仏滅と言うのは、中国からの陰暦の注釈で、特に賭け事の世界で仏滅は勝負なしの日とされ、縁起を担いでいただけで、仏教とは関係ありませんでした。
このような大安や仏滅とは関係なく、お墓参りは大切ですから、思い立ったら吉日と、積極的に行うといいと思います。
羽曳野市・古市駅の加藤歯科
2010年8月16日 PM 12:21
日常
お墓参りの豆知識色々。