インビザラインとワイヤー矯正、結局どっちがオススメなの?

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ワイヤー矯正とインビザライン

こんにちは!
大阪府羽曳野市 医療法人えみは会 加藤総合歯科・矯正歯科
理事長 加藤直之です。

歯科矯正を検討されている方は、タイトルにもあるように「インビザライン (マウスピース矯正)」「ワイヤー矯正」どちらにしようか悩まれている方も多いのではないでしょうか。
本記事では、インビザラインとワイヤー矯正の違いを徹底比較しますので自分にあう矯正方法を選択する際の参考にしてくださいね。

当院のマウスピースの特徴について詳しくみる

インビザラインの特徴

インビザラインは、透明なマウスピース(アライナー)を使用して歯列矯正を行うための治療方法です。透明なプラスチック製のアライナーを歯に装着することで歯の位置を調整します。

インビザラインの治療は、専用のソフトウェアを使用して患者の歯列の現在の状態をスキャンし、理想的な歯並びへの移行を計画します。このソフトウェアでは、患者の歯の動きをシミュレーションし、治療の進行状況や最終的な結果を予測することができます。

ワイヤー矯正の特徴

ワイヤー矯正は、ブラケットと呼ばれる四角い留め具を一本一本歯に装着してワイヤーを通す方法です。ブラケットには、金属製とセラミック製があります。

インビザラインとワイヤー矯正を比較

治療期間について

ワイヤー矯正

ワイヤー矯正の治療期間は通常、18ヶ月から24ヶ月程度かかります。歯の位置を移動させるために、定期的な調整と歯の移動の進行を確認するための歯科医師の診察が必要です。治療期間中、歯科医師は定期的に調整を行い、矯正の進行状況を監視します。

インビザライン

インビザラインの治療期間は、症例によって異なりますが、一般的には10ヶ月から18ヶ月程度です。インビザラインでは、透明なプラスチック製のマウスピースが使用されます。マウスピースは治療計画に基づいて作られ、一定期間ごとに新しいマウスピースに交換されます。マウスピースは歯の位置を段階的に調整し、治療の進行を促進します。治療期間中も、定期的な歯科医の検診が必要です。
治療期間は個人の矯正ニーズと症例によって異なるため、一概には言えません。重度の歯列不正や歯の移動が必要な場合には、ワイヤー矯正がより効果的な場合もあります。

痛みについて

ワイヤー矯正

ワイヤー矯正では、ブラケットやワイヤーが歯に直接取り付けられているため、最初の数日間は矯正装置による圧力や摩擦による痛みを感じることがあります。凸凹したブラケットと、尖ったワイヤーを使うことにより、お口の中の粘膜を刺激しやすく、調整の度に新たな痛みや不快感が発生する事もあります。この痛みは通常、数日から数週間で緩和される傾向があります。一時的な痛みは、柔らかい食べ物の摂取や痛みを和らげるための特殊なワックスの使用などで緩和することができます。

インビザライン

インビザラインでは、透明なプラスチック製のマウスピースが使用されます。マウスピースは最初の装着時や新しいマウスピースに切り替えた時に適応に慣れるまで、一時的に違和感や圧力を感じることがあります。しかし、一般的にはワイヤー矯正よりも痛みは少ない傾向にあります。マウスピースは柔軟で滑らかな素材で作られているため、ブラケットやワイヤーによる摩擦や圧力が少なく、痛みの軽減につながると言われています。
痛みの感じ方や個人の感受性は個人差がありますので、ワイヤー矯正やインビザラインにおいても、人によって異なる程度の痛みを感じることがあります。

矯正装置の目立ちやすさ

ワイヤー矯正

ワイヤー矯正では、金属製のブラケットとワイヤーが歯に取り付けられます。目立ちにくいセラミック製のものもありますが、ブラケットは歯の表面に目立つ形状をしており、ワイヤーがブラケットに通されているため、外見上は他の人に矯正をしていることがわかりやすいく、口元の違和感が残ります。

インビザライン

インビザラインは透明なプラスチック製のマウスピースを使用します。マウスピースは歯にぴったりと合わせられるため、一般的には目立ちにくく、他の人が矯正装置を気づかないことが多いです。インビザラインは透明であるため、装着時にも見た目にはほとんど違和感がありません。

食事について

ワイヤー矯正

ワイヤー矯正では、金属製のブラケットとワイヤーが歯に取り付けられているため、食事中に特定の食べ物を避ける必要があります。硬い食べ物や噛み切りにくい食べ物(りんごやガム、かりかりしたパンなど)、粘着性の高い食べ物(ガムやキャンディなど)は、ブラケットやワイヤーにダメージを与えたり、ブラケットが外れる原因になる可能性があります。また、食べ物のかけらが矯正装置に挟まることもあります。そのため、食事後はしっかりと歯を磨いて、矯正装置を清潔に保つことが重要です。

インビザライン

インビザラインは透明なプラスチック製のマウスピースを使用しているため、食事中にはマウスピースを外すことができる為、矯正中も普段通りにご飯を食べる事が出来ます。ただし、マウスピースを外す際には清潔な状態で保管し、食事後には歯を磨いてマウスピースと口の中を清潔にすることが重要です。また、マウスピースを外している時間を長くすると、矯正の効果が低下する可能性があるため、歯科医の指示に従うことが重要です。

歯磨きについて

ワイヤー矯正

ワイヤー矯正はでは、ブラケットは、歯の表面に接着され、ワイヤーはブラケットに取り付けられます。ブラケットやワイヤーの周りに歯垢がたまりやすいため、歯磨きには注意が必要です。ワイヤーが邪魔で歯ブラシやデンタルフロス、歯間ブラシ等を入れられない部位も多数あります。

インビザライン

インビザラインでは、マウスピースは、歯にぴったりと合わせるために、歯磨きの方法は、通常の方法と同じですが、マウスピースを取り外すことができるため、普段通りに歯磨き出来ます。ただし、マウスピースをきちんと洗浄することが非常に重要です。マウスピースが清潔でない場合、歯垢や細菌がたまり、歯の健康に悪影響を与える可能性があります。

自己管理の必要性

ワイヤー矯正

ワイヤー矯正では、自己管理の主な責任は歯科医師にあります。患者様ご自身で管理する作業は殆どありません。歯科医師は定期的な診察と調整を行い、矯正の進行状況を監視します。患者は歯科医師の指示に従って定期的な診察に通い、調整を受ける必要があります。歯科医師は矯正装置のメンテナンスと調整を行い、治療の進行を管理します。

インビザライン

インビザラインでは、自己管理が必須となっています。患者は自分自身で透明なプラスチック製のマウスピースを管理し、交換します。マウスピースの着用時間と交換スケジュールに厳密に従う必要があります。また、マウスピースの適切なケアと清掃も重要です。患者は指示された通りにマウスピースをクリーニングし、清潔な状態を保つ必要があります。

ワイヤー矯正がオススメな方

複雑な歯の不正を修正したい方

歯列に複雑な不正がある場合、ワイヤー矯正は効果的な治療法です。歯の隙間、歯並びの乱れ、噛み合わせの問題など、幅広い不正を修正することができます。

外見にあまり気にしない方

ワイヤー矯正では金属のブラケットやワイヤーが使用されるため、外見に少し目立つことがあります。しかし、最近ではブラケットのデザインや透明なブラケットの使用など、目立たないオプションもあります。それでも外見にあまり気にしない方には適しています。

歯磨きや食事の制限に対応できる方

ワイヤー矯正では、ブラケットやワイヤーが歯に取り付けられているため、歯磨きや食事に制限があります。硬い食べ物や粘着性のある食べ物の摂取が制限される場合があります。また、歯磨きの際には丁寧にブラケットやワイヤーを清掃する必要があります。

インビザライン がオススメな方

目立たない矯正装置を希望する方

インビザラインは透明なプラスチック製のアライナーを使用するため、近くで注意深く観察しなければ気付かれることもありません。ブラケットやワイヤーを使用する従来の矯正装置に比べて、見た目への影響を最小限に抑えたい方に適しています。

取り外し可能な装置を希望する方

インビザラインのアライナーは取り外しが可能です。食事や歯磨きの際に簡単に外すことができるため、普段の生活において便利です。

歯磨きやフロスがしやすい環境を求める方

インビザラインのアライナーは取り外しが可能で、ブラケットやワイヤーがないため、普段の口腔ケアが出来ます。

軽度の歯列不正を修正したい方

インビザラインは、比較的軽度な歯列不正や歯並びの修正に適しています。特に前歯の軽度な出っ歯や歯並びのゆがみなど、外見的な改善を目指す場合に効果的です。ただし、より複雑な不正の場合は、従来のワイヤー矯正などが適している場合もあります。

加藤総合歯科・矯正歯科の矯正メニュー

当院では、患者様のご希望をお聞きした上で、一度状態を確認させて頂き、それぞれの状態に合った矯正治療のご案内をさせて頂きます。

インビザライン (コンプリヘンシブパッケージ)¥950,000

 永久歯が全て萌出されている方や、
比較的広範囲の治療を必要とされる方対象です。

インビザライン (モデレートパッケージ)¥640,000

 比較的軽度~中等度の方や、
前後の改善や叢生、空隙、不正咬合(垂直的な)等でお悩みの方

インビザライン (ライトパッケージ)¥480.000

比較的軽度の不正咬合や、審美的な治療をご希望の方

インビザラインファースト¥570.000

混合歯列期の方、乳歯と永久歯が混合していて、歯列の育成や、顎の拡大を必要とする方、空隙/叢生のある方、顎の前後的改善を必要とする場合や、審美的配列(見た目)、前突、干渉等が見られる方


注)調整料は、別途かかります。
上記記載の症例に限りませんので、、お気軽にご相談ください。

web予約はこちらのアドレスからお申し込みください!ご連絡お待ちしております!

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この記事を書いた人

加藤 直之

大阪の羽曳野市にある加藤総合歯科・矯正歯科、加藤です。 当院は、歯医者さんの「痛い・怖い・行きたくない」というイメージをなくし、患者様が悩みを相談できてリラックスした状態で治療ができるそんな医院を目指し運営しております。

資格・所属

NPO法人日本歯科予防協会理事/ISOI インプラント認定医/ドライマウス認定医/日本ドライマウス学会会員/日本抗加齢歯学会会員/医療情報技師認定証/ITIインプラント認定/AQBインプラント認定/ザイブインプラント認定/POIインプラント認定/インプラント学会 所属ブローネマルクインプラント認定/SARGONインプラント認定/審美歯科学会認証