こんにちは羽曳野市の加藤歯科です。
コーヌスクローネとは、骨植の良好な歯を削る、もしくはしっかりした土台を建て、それに内冠を被せた上に義歯に外冠をつける事で内外冠の摩擦抵抗を生じさせ義歯を維持する方法です。
ちょうど、口紅とキャップの関係に似てます。
一番のメリットは入れ歯を入れている時に、入れ歯の金具が見えないので審美的に非常に有利になります。
複数の歯を抜歯した時に、健全な歯にクラスプ(入れ歯の金具)を掛けた部分入れ歯を作成し装着するのが一般的な治療方法ですが、この方法ではクラスプが見えてしまったり、違和感を覚える事があり、また時間が経つとクラスプが開き維持が悪くなると言う欠点があります。
この欠点を補うためにコーヌスクローネ義歯は作られました。維持力の低下がほとんどなく、長期間使用する事ができます。
最近はさらに改良され、内冠と外冠の間にクッション性をもたせる「ソフトアタッチメント」が主流になりつつあります。
羽曳野市・古市駅の加藤歯科
2010年10月25日 PM 12:34
歯科
コーヌスクローネ