羽曳野市の加藤歯科です。
総務省は来年7月のアナログ放送停止のとき、アンテナ工事が間に合わない世帯がBS経由で地デジ番組を視聴できるようにする「緊急対策」を講じると発表しました。
これはBS291~8チャンネルのスクランブルを外すということなのですが、ポイントはこの対策にはまったく予算はかからないということ!!。
なぜ総務省は、今までこの方針ををとらなかったのでしょうか?
これについては郵政省(当時)でも議論があったようで郵政省内にも「衛星でやれば200億円ですむデジタル化を1兆円以上かけて地上波でやるのはリスクが大きい」という反対論があったとのことです。
このような無意味なプロジェクトにすでに3000億円以上の国費が投入されています。
これはまさしく地方民放が既得権を守るために進められたプロジェクトで、その民放も経営難から無駄な中継局への投資はができなくなり、BS化やCS化を提案しているそうです。
今更、何を言っているんだか。
しかも、地上波の放送をすべて衛星に移行しておけば、UHFとVHFの400MHz以上を空けることができて、もしかして日本は世界トップの無線ブロードバンド先進国になれた可能性があります。
既得権の最後の象徴の総務省をなんとかしてほしいものです!!。
羽曳野市・古市駅の加藤歯科
2010年11月11日 PM 12:31
家電
壮大な無駄に終わった地デジ化!