患者様からよく頂く歯周病についてのご質問をまとめて、回答致しました

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大阪にある歯科の加藤歯科では患者様とのコミュニケーションを第一に診療しています。いつでもお気軽に相談して下さい。

歯周病について

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歯周病は必ずかかる病気なのでしょうか?

歯周病は必ずかかるわけではありません。歯周病の多くは、原因であるプラークや
歯石を日頃の歯磨きや、定期的な歯科検診などを受けることにより除去することで
予防することができます。
予防できない歯周病もありますが、遺伝性の病気など、非常に特殊な場合です。

歯周病の一番の原因のプラークとは、歯に付着している白、または黄白色の粘着性
の沈着物で、非常に多くの細菌とその産生物から構成されています。
またプラークはバイオフィルムとも呼ばれていて強固に歯に付着してるだけでなく、
薬品だけでは除去しにくい状態になっています。そのためにしっかりと歯ブラシ等で
除去することが大切になります。
ただ、プラークが放置されると歯石とういう塊が歯面につき歯ブラシで除去すること
ができなくなります。とくに下の前歯の裏面に歯石はよくつきますので、
歯科医院でのクリーニングが必要となります。

歯周病になりやすさはありますか?

あります。大きく分けて口の中の状態と全身状態によります。
前者は歯並びや歯周病菌の種類や粘膜の形が影響します。
具体的には、遺伝性の病気、血液の病気(白血病など)、皮膚の病気、降圧剤を
含めた特定の薬によって歯肉を含めた歯の周囲組織に症状が出ることがあります。
またホルモンの分泌の増減、糖尿病、喫煙などによって
歯周病が治癒しにくくなるといった事があります。

後者は生活習慣(喫煙など)やそれに関する病気(糖尿病など)、遺伝的影響など、
色々な要素が関わって歯周病にかかりやすくなるのです。
また、遺伝子診断、免疫応答・炎症反応の検査により歯周病にかかりやすい患者さん
がいると報告されています。特に通常は40歳前後に症状があらわれる歯周病が10歳代
後半からあらわれる早期発症型と呼ばれる歯周病がこれにあたります。

また、歯周病には男女差があらわれるときがあります。
妊娠されている女性は口腔内に分泌されるホルモンの影響で歯肉の炎症が起こりやすく
なっています。また閉経前後には歯肉の上皮が剥がれ落ちてしまうことによる歯肉の
炎症(慢性剥離性歯肉炎)が起こりやすくなる言われています。

歯周病とストレスの影響とは?

現代社会には、仕事・家庭・学校・居住環境・経済状態などの多くの刺激があり、
それらにうまく対応することにより、ヒトは健康を保っています。
しかし、それに耐えきれなかったとき、ストレスとして、
体にさまざまな影響を及ぼすことがわかっています。
たとえば、ストレスが自律神経やホルモンに影響し、
胃潰瘍などを引き起こすことはよく知られています。
最近では、そのストレスが、体を守る免疫機能に影響し、感染・癌など命を危険に
さらす病気を引き起こすこともわかってきました。
口の中ではストレスにより、唾液の分泌が減少しドライマウスの状態になります。
すなわち口腔カンジダ症、味覚障害、歯周病、虫歯、などに悪影響を及ぼします。

20代の子供がいるのですが、「歯がぐらぐらする」「歯ぐきがはれる」といいます。歯磨きすると歯ぐきから血が出ることも時々あるようですが、これは歯周病でしょうか?

増えている若年層の歯周炎・ キスでも感染する”伝染病”

おそらく早期発現型歯周炎でしょう。
驚かれる方も多いかもしれませんが、最近では、10代~20代で歯周病になってしまう人も珍しくないのです。
歯周病とはいわゆる歯周病のことで、放っておくとあごの骨が溶けて歯が抜けてしまう病気です。
通常の歯周病は、成人型歯周炎といって40代後半から50代を過ぎたあたりではっきりとした症状がでてきます。
ところが、この早期発現型歯周炎は発症年齢が10代から30代と低く、発症した後は急速に進行して4-5年で約50%の歯周組織が破壊されるといわれています。
そして、ここ数年の研究によって、早期発現型歯周炎の患者さんは大半が「A・a・菌やP・g・菌」という細菌に感染していることがわかったのです。
A・a・菌やP・g・菌は経口感染して、歯と歯ぐきの間の歯周ポケットに住み着きます。これらの細菌に感染すると、若くして歯周病が発症しやすくなります。
通常の成人型歯周炎であれば、しっかりとブラッシングすれば、ある程度防ぐことができます。
しかし、A・a・菌やP・g・菌に感染してしまうと、いくら丁寧に歯磨きしても発症を防ぐのは難しくなります。
口のなかがきれいに見えても、レントゲン写真を撮ってみるとあごの骨がかなり溶けていることもあります。
A・a・菌やP・g・菌と歯周病の関係は、ヘリコバクター・ピロリ菌と胃かいよう、胃がんの関係に似ています。
ピロリ菌に感染すると胃かいよう、胃炎、胃がんなどが発症する危険性が高くなるといわれていますが、同じように、A・a・菌やP・g・菌に感染してしまうと、早期発現型歯周炎になってしまうわけです。
そして、大げさないい方をすれば、早期発現型歯周炎も伝染病のひとつだといえるかもしれません。
A・a・菌やP・g・菌は水平感染(兄弟、夫婦、恋人間の感染)や垂直感染(母子感染)により、周囲に感染するといわれています。
つまり、恋人や夫婦間のキスなどでも簡単に感染してしまうわけです。

10代-20代で「歯がグラグラする」「歯磨きすると血が出る」という方は、早期発現型歯周炎に感染している可能性が高いと思われます。
家族や恋人などに歯周病をうつしてしまう前に早めに検査・抗菌治療を受けましょう。

口臭が非常に気になります。解決策を教えてください

口臭は自分ではなかなか気づかないものですが、
知らず知らずのうちに他人に不快感を与えていることも少なくありません。
加藤歯科医院では口臭チェックを行っています。
細菌は口臭を気にする人が増えており、ほとんどの患者さんが測定器による口臭検査を希望されます。
また、実際にはほとんど口臭がないのに、「自分には口臭がある」と思い悩む自臭症の人もいますが、そういった不安もこの検査で数値をみれば、解消できます。
口臭は、胃かいよう、胃炎、気管支炎、へんとう腺炎、糖尿病など内臓疾患が原因になっていることもありますが、内臓疾患以外なら歯科治療でほぼ完全に治すことができます。
口臭の90%以上は口の中の病気や細菌が原因だからです。
口臭の原因となるのは、「メチルメルカプタン」「硫化水素」「ジメチルスルファイド」などの揮発性硫黄化合物で、虫歯や歯周病ができると、これらの揮発性硫黄化合物が大量に発生します。
マウスリンスやガムなどは一時的ににおいを消すことはできても、根本的な解決にはなりません。
完全に口臭を断つには虫歯と歯周病を完全に治療することが必要です。
初期の歯周病は自覚症状がないため、気づいていない人がほとんどですが、30歳以上の人の80%は治療の必要な歯周病を患っています。
特に歯磨きや固い物をかんだりしたときに、歯ぐきから出血がある人はかなり歯周病の症状が進行しているといえます。
歯ぐきからの出血はうみをともなうことが多く、口臭の原因になります。
やっかいな点は、ほとんど初期症状がないので、知らない間に虫歯や歯周病が進行してしまい、口臭が放置されていることがよくあります。
いったん虫歯や歯周病になってしまったら、放っておいて治ることはありませんので、定期検査での早期発見・早期治療が有効です。
また、定期検査では予防方法の指導などの、きめ細かな検査・診断や相談を行います。

あまり知られていませんが、舌苔(ぜったい)も口臭の原因になります。
舌苔とは舌の上に白くなってつもった食べカスのことで、舌の表面はでこぼこしていて、くぼみのなかに汚れがたまりやすいのです。
舌苔を除去するためには、ヘラ状の専用ブラシをつかって「舌磨き」を行うとよいでしょう。

喫煙と歯周病について教えてください

歯周病と喫煙は深い関係があります。
喫煙者では多くの歯で歯周ポケットが深くなり、
歯を支えている骨の吸収が大きくなります。
ことに高齢者ではこの傾向が顕著です。
歯周病における喫煙者のリスクは、非喫煙者と比較して、約2~9倍大きいと言われています。
元喫煙者と現喫煙者のリスクを比べると、元喫煙者の方が低くなり、禁煙によって歯周病を悪化させないための効果がはっきり示されています。
長期間の喫煙は、歯やその周囲に黒褐色のタールなどの汚れを付着させます。歯の表面にヤニなどが付着すると、ザラついて歯周病の原因となる歯垢や歯石が付きやすなります。
また、ニコチンなどの物質は血液の循環障害を引き起こし、歯肉への酸素や栄養の供給量が少なくなります。そのため細菌を殺す白血球の機能が低下するなど免疫機能が弱まり、歯肉の炎症や、治療を受けた部分の治り具合が悪くなります。
喫煙者の方には、歯周病の予防や治療を円滑に進めるためにも、ぜひ禁煙をおすすめします。
そして歯垢を残さない正しい磨き方を心がけ歯科医院で定期的な健診と歯のクリーニングを受けることが大切です。

歯石はどれくらいおきに、歯科医院へ取りにいったらよいのですか?

本来、適切な歯磨きができていれば歯石は付きません。
また歯石の付きやすさにも個人差があります。
歯磨きの指導を受けても時間がたてば、
その記憶が曖昧に疎かになりやすいのも事実です。

よく歯石が付く場所は個人差もありますが、下の前歯の裏です。
ここは、歯ブラシで磨きにくいこともありますが、ちょうど舌の付け根のあたりに唾液の出口があり、歯の汚れ”プラーク”と唾液の成分が合わさると歯石になりやすいのです。
歯の裏は歯ブラシのかかとの部分を使って縦に動かして磨くようにして下さい。

歯科医院での歯石やプラークの掃除は通常は1年に3回~4回が良いと言われています。
ただ歯石の付き易さには個人差がありますので、歯科医院で歯石のつきやすさを継続してみていただければ、どのくらいの期間で定期健診を受ければよいかわかります。

歯石は歯ブラシでは取れませんし、歯周病を著しく悪化させてしまいます。
歯科医院でのメンテナンスをしっかり行って下さい。

特に症状がなかったのですが、歯周病の治療ということで歯石をとった後で、歯がしみたり、歯が少し浮いた感じがして噛みにくくなりました。
治療を受けたのに、なぜ症状が出てきてしまうのでしょうか。また、治るのでしょうか、心配です。

歯周病の場合、歯と歯肉の間にできたポケットの中に歯石は付着しています。
この歯石を取ると歯の根の部分が露出します。
この部分は歯の神経に近いので、冷たいものがしみやすくなります。
この場合、しっかりと磨いていればポケットが浅くなってしみなくなりますが、しみるのには個人差もあり、症状が激しい場合は、歯の知覚が過敏になったことに対する治療が必要になるときもあります。

歯石を除去した後に歯が浮いた感じがするのは、歯石を除去する時に働く力が歯を噛む方向と逆になっている場合が多いからです。
歯肉のポケットの中から外に向かって掻き取りますので、歯石を除去した後で浮いた感じがするのです。
通常はしばらくすると1,2日で歯が浮いた感じも無くなってきますので。違和感が出てもしばらく様子を見て頂ければよいかと思います。

歯周病の治療に歯石をとったら歯ぐきが下がってすき間が開いてきました。
また最近歯が伸びてきたような気がします。大丈夫でしょうか?

歯石を取った後歯肉が下がったのは、歯の間を塞いでいた歯石を除去したこと、
歯石を除去したことで歯肉の腫れがひいたためです。
本来の歯肉の位置に戻ったとお考え下さい。

ただ、すき間が開くと、結果的に食べ物がはさまりやすくなりますし、息が抜けて話しにくくなります。
食べ物がはさまるのはある程度は加齢による自然なものといえますが、挟まったままですと、これが原因でプラークが蓄積して歯周病が再発してしまいますので、きちんと歯ブラシや歯間ブラシで除去しなくてはなりません。

また、歯が伸びた感じに思われるのも実際には歯が伸びたわけではなく、歯肉がやせたために、あたかも歯が伸びたように見えるだけなのです。

歯の間が開いてくることや、歯が伸びたように見えることはある程度仕方ないことといえますので、このような症状が気になり、無くしたいのであれば、すき間の開いた歯にそれぞれ金属やポーセレン(白い歯)のかぶせ物により対処できます。
しかしこの場合歯を削る必要がありますので歯科医院によく相談してください。

歯周病の歯肉を外科手術すると言われたのですが、怖いです。実際にはどのような治療で、時間はどれくらいかかるのでしょうか?

歯周病に対する外科手術には、腫れが引かない歯肉を除去するもの、
歯の周囲にあるポケットを除去するもの、歯を支えている骨を移植するもの、
歯を磨きやすいように歯肉や粘膜の形を変えるものなどがあります。

実際外科手術に必要な時間は治療対象となる歯の本数にもよりますが約1~2時間かかります。
治療の後は、縫合して、包帯しますので、1週間後に縫合と包帯を除去し、経過を1~数ヶ月経過を追います。
また、最近歯周組織の再生治療について、とりくまれる歯科医院も多くなってきましたが、歯周病の発症時期にかかわらず、治療により再生は起こります。
しかし、再生治療の適応となるケースが限られています。一般的には中等度の歯周病が対象となります。
また、患者さんの年齢や体力、免疫力、御自身による歯磨きなどの努力により大きく左右されます。

処置自体は怖がる必要はありませんので、手術の内容を歯科医師に聞いて、よく相談して下さい。

歯ブラシは電動と普通の歯ブラシはどちらが歯周病にかかった歯には良いのでしょうか?

一概にはいえませんが、電動歯ブラシだけでお口の中を隅々まで磨くのは
難しいですし、長期に使用することにより歯が余分に磨り減ってしまう
可能性があります。

例えるなら車を洗車する時、機械洗車より手洗い洗車が良いのは、機械洗車により車のボディーが傷つきやすくなるためと言う理由と同じです。

むしろ普通の歯ブラシで歯を磨き、電動歯ブラシは歯肉のマッサージ用くらいにお考え頂いた方がいいでしょう。
あと、普通の歯ブラシだけでは磨ききれない場所が出てきます。たとえば歯と歯の間などがそうでしょう。
このような場所には歯間ブラシやデンタルフロスといった補助的な道具が必要になります。
使い方がよくわからないまま使われると、かえって歯肉の状態が悪くなる時がありますので、歯科衛生士にご相談して下さい。

やはり基本は普通の歯ブラシを、特に寝る前にはじっくり時間をかけて行うことがとても大切です。

塩入り歯磨きやデンタルリンスでのうがいは歯周病の予防に効果的ですか?

一概にはいえませんが、塩入り歯磨きやデンタルリンスは使用しないよりも、
使用したほうがよいと考えるべきです。
歯周病予防の基本はきちんとしたブラッシングと歯科医師や歯科衛生士による
歯垢、歯石の除去が重要です。
歯磨き剤やデンタルリンス類は補助的なものとして認識されたほうがよいと思います。

特に、メントールなどが含まれているものは口の中の爽快感があり、きちんとブラッシングできていなくても、清潔になったと錯覚することがあり、かえって磨き残しを助長させてしまう場合があります。
確実なのは、まず最初は何も着けないブラッシングを行い、次に塩いり歯磨きやデンタルリンスを使用されるのが良いと思います。

やはり基本は普通の歯ブラシを、特に寝る前にはじっくり時間をかけて行うことがとても大切です。
分からないことがありましたら、遠慮なく歯科衛生士にご質問して下さい。

初めまして!保育士の小山郁子です。育児で頑張っておられるお母さんの
ためにお手伝いができたらと思っておりますので、
お気軽にご相談くださいね。(要予約)

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