今回は大阪府病院診療所歯科部長会の研修会に参加してきました。
シンポジウムのテーマは「外傷歯」。
外傷歯とは事故や怪我などで歯や歯を支える歯槽骨が損傷したり抜けたりする
状態をいい、特に1歳~3歳と6歳~8歳くらいの子供が多いのが特徴です。
羽曳野市でも外傷は多いですね。
今回は、尾崎貞宣先生、後藤修一郎先生、吉田忠司先生
の講演を聞いたのですが、大変興味深く勉強させて頂きました。
歯の外傷は , 上の前歯に多く、その場合の症状には、歯が動く、欠ける、脱落するなどがあげられます。
症状が軽い場合でも、その後しばらくしてから症状が出ることがあり、そのまま放置しておくと、治療しても予後が悪い場合があります。また、乳歯の場合はあとから生えてくる永久歯に影響を与えることがありますので、生えかわりまで定期的に検査し歯の状態を長期に観察する必要があります。
早めの対応が治療の予後に影響するため、痛みなどの症状がない場合でも、歯科医院で診察を受けましょう。
羽曳野の加藤歯科
2009年11月15日 PM 11:15
歯科
外傷歯 vol.1