歯医者さんが診察中によく使う言葉や治療に関する専門用語などを集めていきたいと思います。
エナメル質とは、歯の表面・歯冠部分を言い、人体でもっとも硬い組織です。
歯の歯冠の最表層にある生体で最も硬い硬組織で、モース硬度は6~7を示します。このエナメル質と、象牙質、セメント質、歯髄で歯は構成されています。通常目に見える部分がこのエナメル質であり、象牙質に支えられています。象牙質の支持がなければエナメル質は硬くてもろいため、容易に折れてしまいます。
97%がハイドロキシアパタイト(リン酸カルシウム)です。
水晶よりも硬いと言われていますが、酸に弱いという性質をもちます。
そのため脱灰などにより、リン酸カルシウムが溶けてしまい、むし歯になります。
羽曳野市の加藤歯科医院
2009年12月25日 PM 12:24
歯科
歯科用語集 「エナメル質」 について