羽曳野市の加藤歯科です。
「最近冷たい物が歯にしみるようになった」「鏡でよく見ると、しみる所の歯茎(はぐき)がやせて、歯が長く見えるようになった」、こんな経験をお持ちの方も多いと思います。
まず、この「しみること」は、一般的に象牙質知覚過敏症と呼ばれ、その定義は「象牙質(歯の根っこの部分)に機械的・温度的・化学的な刺激が加わったときに生じる一過性の電撃的な刺激」とされています。そこで、この「象牙質知覚過敏症」の原因、予防、処置方法に焦点を絞り、解説していきましょう。
最近冷たいものが歯にしみてきて当院に来院した方がいます。とくにむし歯もなく、歯垢(歯に付着した汚れ)も認められず、歯茎の状態も良好です。しかしよく見ると、しみる部分の歯が露出し、一部歯がえぐられているのが見られます。
ちなみに、この患者さんが使用している歯ブラシは、新品の歯ブラシと比較すると、毛先が広がっていて、かなり強い力で歯を磨いていることがわかりました。
診療室で、実際に歯を磨いてもらいました。毛先が極度に広がり、歯のみならず歯茎にも強い圧が加わっていました。歯磨剤もたっぷり使っているとのことです。
羽曳野・古市駅の加藤歯科
2010年2月25日 PM 01:32
歯科
知覚過敏について。 Vol.1