羽曳野市の加藤歯科です。
前回より1回とんでしまいましたが、『歯と妊娠』についてお話したいと思います。
歯痛と妊娠の深い関係とは、麻酔や治療薬とは関係なく、妊娠すると歯が悪くなるという話をよく聞くことがあります。妊娠初期の頃に、一次的に歯に痛みを感じることがあります。
虫歯ではなく、神経痛のような痛みが走ることがありますが、出産後には自然に治ります。
妊娠中は、免疫力が下がりやすく、唾液が酸性化して、口内に細菌が繁殖しやすい状況になります。つまりトラブルが起き易い状況になります。
予防対策としては、こまめに歯磨きやうがいをして、口内環境を常に清潔な状態にすることが大切です。歯痛と妊娠については、妊娠中に歯が痛くなったからと言って、必ずしも虫歯ではなく、歯が悪くなったというわけではありません。
また、よく出産前後に歯が悪くなり子供にカルシウムを取られたから歯が弱くなった~。(笑)と、よく聞きますが実は全く関係ないので、子供さんのせいにはしないで下さいね。
原因は出産前後は生活のリズムが不規則になり、歯ブラシがおろそかになってしまうからなのです。
羽曳野市・古市駅の加藤歯科医院
2010年2月22日 AM 10:53
歯科
歯の治療と妊娠 Vol.2