前回に引き続き味覚障害についてです。
味覚障害の治療については、原因を検査することから始めます。
亜鉛不足であることが多いので、採血して血中の亜鉛成分を調べ、必要なら亜鉛製剤を飲んでもらいます。
また、ドライマウスからくるカンジダ症による味覚異常もありますので、抗真菌剤を使ってもらいます。
最近は加工食品やファストフードなどで食事が偏り、亜鉛が不足しがちですので、バランスの良い食事を心がけましょう。亜鉛の必要量は成人で1日約15ミリグラムで、緑茶、抹茶、ごま、魚介類、海藻類、豆類に多く含まれるので、和風の食事であれば、十分な量が摂りやすいといわれます。
羽曳野市・古市駅の加藤歯科
2010年3月9日 PM 06:19
歯科
味覚障害について。 Vol.3