こんにちは、羽曳野市の加藤歯科です。
日本でも以前からMRSA(メチシリン耐性黄色ブドウ球菌)という多剤耐性菌が非常に大きな問題になっていますが、抗生物質がほとんど効かなくなる遺伝子を持つ多剤耐性菌がインドやパキスタンで広がり、両国に旅行して感染する例が増えていると、インド・マドラス大や英健康保護庁(HPA)などの国際研究チームが16日に発表した模様です。
AFP通信によると、パキスタンで交通事故に遭い、入院した際にこの耐性菌に感染したベルギー人男性が帰国後の6月に死亡。最初の死者と報じられたとのこと。
インドなどで治療を受けた際に感染した人は英国やオーストラリアでも見つかったようです。
この遺伝子は細菌から細菌へ移りやすい。多剤耐性菌によく使われる「カルバペネム系抗生物質」が効かないことが、懸念を高める要因となっている様です。
インドやパキスタン方面へ行かれる方は十分に気をつけて下さい。
羽曳野市・古市駅の加藤歯科
2010年8月20日 PM 01:20
日常
強力な多剤耐性菌が拡散。