こんにちは羽曳野市の加藤歯科です。
そろそろ、テストや受験の時期になってきました。
また、社会人の方でも資格や検定の勉強をされている方も多いと思います。
最近、「効果的に勉強するには睡眠が重要!!」であることはTVや雑誌などでも多くとりあげられるのですが、おさらいを兼ねてお話したいと思います。
さて、誰でも勉強する時は効率よく記憶をして大きな結果につなげたいところですが、新しい単語や歴史の年号など、新しい情報を覚えても、その情報を頭の中の辞書や電話帳に「定着」させ、必要な時にすぐに「取り出せる」ようにしなければ、自分の知識になったとは言えません。
「覚える」という行為の中で「記憶の収納・整理整頓」とも呼ぶべき過程はかなり重要な部分を占めるのですが、その整理整頓は睡眠中に行われていることがわかってきています。
特に最近、初めて実際に<新しい記憶の整理整頓>を行っている睡眠中の人の脳波を観察することに成功し、この時に発生する睡眠紡錘波が重要であると明らかになってきました。
記憶の定着にはレム睡眠よりノンレム睡眠(夢を見ない深い眠り)の方が重要で、夜寝る前に覚えたばかりの新しい知識は海馬に一時的に保管され、寝ている間に睡眠紡錘波が出ているときに大脳新皮質へ送られ、ほかの知識とのコネクションができ、「記憶の図書館」での居場所が決まるようです。
これはスポーツにもいえるようで、短時間でもいい形で練習を行って、すぐ睡眠をとれば頭の内で動きをトレースした情報が「運動の図書館」に収納され上達スピードがあがるそうです。
羽曳野・古市駅の加藤歯科
2010年11月8日 PM 01:01
日常
~今更ですが~ 効果的に勉強するには睡眠が重要!