最近日常的によくある街角の自動販売機に革命がおころうとしているみたいです。
それはJR東日本ではじまっているエキナカ自販機。
これは「次世代自販機」と呼ばれる自動販売機で現在稼動しているのは約40台。
47インチの大型液晶ディスプレイにタッチしてドリンクを買うシステムになっています。
最大の武器は利用者の属性(年代・性別)を判別するセンサが搭載されていて、利用商品×属性をPOS情報として取得できるのです。
コンビニに大きく後れを取っているPOS情報を活用することで販売戦略をたてるというのですが、私が感心したのはPOS情報を分析するプロセスです。
まずは街ナカの自販機利用者は男女、9:1であるといわれているそうですが実際にはエキナカの自販機は男女6:4。
予想よりも女性が購買しているのがわかったが、やはり多いのは男性との結果がでたとのこと。
ということは当然商品も男性向けに・・・となると思うのですが、深くデーターを分析すると全くちがった結果がみえてきたそうです。
それは、女性が新規購入をして間口を広げ、その後、男性が購入してリピートを重ねるという動き!
つまり、女性が購入し、男性が認知しなければ販売は「初速」を得ず、ヒットせずに「失速」することになるという結論だったそうです。
この結論にもとずいて女性向けの果実ドリンクを開発、販売。
まずまずのヒットをとばしているそうです。
たかが自動販売機。されど自動販売機ですね。
羽曳野市・古市駅の加藤歯科
2011年3月11日 PM 01:07
日常
最新自販機販売戦略!