最近歯の神経にある幹細胞に再生治療に適した特殊な特徴があることが話題になってきましたね。
そこで、傷ついた神経の再生治療に歯の神経の「歯髄幹細胞」が有効であることが分かってきたために、町の地域の歯科医院と連携して子供の乳歯から「歯髄幹細胞」を取り出し大学病院等で冷凍保存し、将来的に神経の再生治療が必要となった時に活用する環境が整ったようです。
今まで永久歯の生え変わりの時に捨てていた乳歯を活用できますので、上手くシステム化されればかなりイイと思いました。
これが徐々に浸透していけば、再生治療の幅が広がりますし、今まで永久歯の代わりでしかなかった乳歯を大事に虫歯にならないようにする活動も活発になりそうです。
これから全国30ヶ所(どこか知りませんが)の歯科医院で試験的に始めていき、一般に普及させていくようです。
羽曳野市・古市駅の加藤歯科
2012年5月14日 PM 12:30
歯科
将来の神経再生治療のため乳歯の細胞の保管始まる。