【インプラント】加藤総合歯科・矯正歯科での、埋入から完成までの流れを解説します!

カテゴリー:
加藤歯科医院 羽曳野 インプラント

こんにちは!
大阪府羽曳野市 医療法人えみは会 加藤総合歯科・矯正歯科
理事長 加藤直之です。
前回の記事でインプラント手術までの流れをご説明しました。
今回はその続きで、インプラント手術からインプラント処置完了までの流れをご説明します!
今回ご紹介するのはベーシックな流れであり、ケースによっては今回の記事と違う流れになることもあり得ますので、その点ご了承ください。

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5. 一次手術(インプラント埋入)

 オペ室に滅菌された不織布を敷き、その上に滅菌された器具を並べて準備をします。
 患者さんの口腔内に触れる器具やグローブはもちろんのこと、周辺の机の上やライトの取っ手まで徹底して滅菌された空間を作成します。
 処置は局所麻酔で十分行う事ができますが、ご希望があれば静脈内鎮静法(うとうとと眠っているような状態で処置をうけることができます)を選択する事ができます。
 顎の骨にインプラント(フィクスチャー)を埋め込み、傷口を縫います。

6. 洗浄、抜糸

 翌日に傷口の経過の確認と洗浄にご来院いただきます。
 その後2週間の間の消毒の頻度は傷の状態によって変わります。症例の内容や傷の大きさによって変わってきます。
 通常2週後の洗浄のタイミングで抜糸します。

7. 治癒期間(安静期間)

 抜糸をした時点で傷口はある程度塞がっていますが、その下の骨が治癒するまではもっと時間が必要になります。数週間から数か月間は経過観察を行い、インプラントと骨が強い力で結合するのを待ちます。

8. 二次手術(キャップ装着)

 完全に塞がっている歯茎に小さな穴を開けて、インプラントにキャップを取り着けます。
 これまではインプラントは歯茎の中に埋まっていて見ることはできませんでしたが、インプラントに取り着けたキャップは歯茎の外側に露出します。この状態で、キャップの形に合わせて歯茎が治るまで数週間待ちます。
 このキャップはあくまでも歯茎を理想的な形に整えるためのパーツなので、歯のように食事を噛むことはできません。

9. 人工歯(上部構造)の作成

 歯型を採り、上部構造を作製します。色・形は患者様ひとりひとりの歯に合わせて作成されます。
 加藤総合歯科・矯正歯科では、歯型の採得は極力スキャンで行っています。そちらの方が患者さんの負担も少なく、より精度の高いものが出来上がるためです。(ケースによっては従来通りの歯型採りが最適なこともあります)

10. 装着

 できあがってきた上部構造を歯茎の中のインプラントに取り付け、ねじで固定します。
 これでインプラントが歯として完成するので、食事を噛むことができるようになります。
 ねじにアクセスするための穴は、経過観察の間は外して調整する恐れがあるため仮の蓋で過ごしていただきます。その間もお食事を噛むことは問題なく行えます。
 数週間の経過観察の後、ねじのアクセスホールを固い素材で埋めて、インプラント治療は完了です!

11. メンテナンスと定期検診

 3か月~半年の間隔でご自身の歯の定期検査を行います。
 インプラント部分は半年~1年に一回の頻度でメンテナンスを行い、トラブルが生じていないことを確認します。

―――――

前回と併せて、インプラント処置の流れをお伝えしました。

インプラント治療について、名称はよく聞くけれど実際どのように治療が進むのか分からない方が多いと思います。今回の記事でそういった方の不安を少しでも取り除くことができれば何よりです!

web予約はこちらのアドレスからお申し込みください!ご連絡お待ちしております!

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この記事を書いた人

加藤 直之

大阪の羽曳野市にある加藤総合歯科・矯正歯科、加藤です。 当院は、歯医者さんの「痛い・怖い・行きたくない」というイメージをなくし、患者様が悩みを相談できてリラックスした状態で治療ができるそんな医院を目指し運営しております。

資格・所属

NPO法人日本歯科予防協会理事/ISOI インプラント認定医/ドライマウス認定医/日本ドライマウス学会会員/日本抗加齢歯学会会員/医療情報技師認定証/ITIインプラント認定/AQBインプラント認定/ザイブインプラント認定/POIインプラント認定/インプラント学会 所属ブローネマルクインプラント認定/SARGONインプラント認定/審美歯科学会認証