【自費の入れ歯】総入れ歯も快適に!3つの入れ歯の特徴について解説します

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加藤歯科医院 羽曳野 入れ歯

こんにちは!
大阪府羽曳野市 医療法人えみは会 加藤総合歯科・矯正歯科
理事長 加藤直之です。

今回は前回に引き続き、自費の入れ歯について解説していきます。
今回は総入れ歯の形をしている「BPS」「コンフォートデンチャー」「金属床義歯」についてお話していきます!

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BPSとは

Biofunctional Prosthetic System(生体機能的補綴システム)の略で、「よく噛め」「痛くなく」「外れない」「美しい」入れ歯を作るためのシステムです。ヨーロッパの歯科大学と開業医およびイボクラール・ヴィバデント社(人工歯のメーカー)が共同で開発した義歯の製法で、マニュアルで決められた綿密な製作手順をひとつひとつ確実に行いながら、専用の器具や器材を用いて義歯を製作する手法です。
入れ歯を支えるための顎の骨が極端に退縮してしまっている方など、通常の入れ歯の作成・使用が困難な方にも対応できる可能性がある技法です。
ひとつひとつ細かな手順をクリアしながら進めていく作成方法のため、取り掛かってから完成までには時間と期間が必要になりますが、その分外れにくさ・噛みやすさ、どれをとっても最高の仕上がりになります。
加藤総合歯科・矯正歯科では歯型採りなど大切な場面では技工士立ち合いのもと、歯科医師と歯科技工士で相談をしながら作成を進めます。

コンフォートデンチャーとは

入れ歯の内面(歯茎に触れる面)にやわらかい生体シリコンを敷いて、使用感をより快適にした入れ歯です。
通常の入れ歯は、歯茎に当たる面は硬いプラスチックでできています。そのため噛んだ時に入れ歯が強く沈み込んで痛みを感じるなどのトラブルが生じやすいです。それを防ぐためにやわらかさが持続する特殊なシリコンのクッションを入れ歯の内面に敷き、歯ぐきにかかる圧力を軽減することで噛んだときの痛みをやわらげることができます。
コンフォートデンチャーを作成するために歯型を採って一から義歯を作成することが理想ですが、場合によっては現在お使いの総入れ歯にコンフォートのシリコン加工を施すことも可能です。

金属床義歯とは

外からは見えない部分に金属を使用することで、入れ歯の厚みを最小限に抑え、金属の高い熱伝導率によって食べ物の温度を感じながら食事ができるようになる入れ歯です。
通常の総入れ歯はプラスチック製のため、強度のためにある程度の厚みが必要になります。特に上の入れ歯は上あご全体を覆う形状になるため、違和感はかなり大きくなります。そこで金属を使用することで、薄さと強度を両立させ、快適に使用できるようになります。
また、プラスチックは温度を遮断する性質があるため、温かいもの・冷たいものを食べていてもその温度を感じる面積がかなり少なくなるため、食事は味気ないと感じてしまいます。金属を使用していると温度もしっかりと感じながら食事をとることができるので、同じ食べ物でも金属床を使用している方がおいしいと感じることができます。

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加藤総合歯科・矯正歯科では自費を選択できる総入れ歯が3種類ありますが、それぞれの特徴や利点をお伝えできたでしょうか。
同じ総入れ歯でも目的や得意分野が違うため、患者様のお口の状態やお悩みによって適切なものをご提案できるように努めています。なにかお困りのことがあればお気軽にご相談ください!

web予約はこちらのアドレスからお申し込みください!ご連絡お待ちしております!

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この記事を書いた人

加藤 直之

大阪の羽曳野市にある加藤総合歯科・矯正歯科、加藤です。 当院は、歯医者さんの「痛い・怖い・行きたくない」というイメージをなくし、患者様が悩みを相談できてリラックスした状態で治療ができるそんな医院を目指し運営しております。

資格・所属

NPO法人日本歯科予防協会理事/ISOI インプラント認定医/ドライマウス認定医/日本ドライマウス学会会員/日本抗加齢歯学会会員/医療情報技師認定証/ITIインプラント認定/AQBインプラント認定/ザイブインプラント認定/POIインプラント認定/インプラント学会 所属ブローネマルクインプラント認定/SARGONインプラント認定/審美歯科学会認証