インプラント手術後の過ごし方は?食事・歯みがき・術後の腫れと注意点

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インプラント手術後の過ごし方は?

インプラントの手術を終えて家に帰ると、「何を食べてよいのか」「お風呂には入ってよいのか」と、細かいことが気になるものです。結論から言うと、手術の当日から1週間ほどは、手術した所に刺激を与えず、体を温めすぎない過ごし方を心がけてください。そして、気になる症状があれば、次の予約を待たずに医院へ連絡することが大切です。

この記事では、羽曳野の加藤総合歯科・矯正歯科(以下、当院)がこれまでコラムでお伝えしてきた手術後の注意を、いまの院の案内に合わせて整理し直しました。帰宅前に受けた説明や、処方された薬の指示があるときは、そちらを優先してください。

インプラント手術後の過ごし方は?

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インプラント手術後は、何に気をつければよいですか?

手術の当日から1週間ほどは、次の四つを意識して過ごしてください。控える期間は項目ごとに違うため、くわしくは下の節で説明します。

  • 麻酔が切れるまでは食事を控える
  • やわらかい物を手術と反対側で噛む
  • 激しい運動・入浴・飲酒・喫煙を控える
  • 手術した所をブラシでこすらない

インプラント手術後は、何に気をつければよいですか?

そのうえで、痛み止めを飲んでも効かない、出血が続くといった変化があれば、早めに医院へ連絡してください。

手術の前に、準備しておくことはありますか?

当院の案内では、手術の前日に、お口の中をきれいにしておくための処置を行います。服用している薬、治療中の病気、過去の手術は、診察のときに伝えてください。

手術の当日は、帰宅後に飲み物とやわらかい物で過ごせるよう、うどんやおかゆなどを家に用意しておくと慌てずに済みます。仕事や家事の予定も、手術の日だけでなく、その後の数日を含めて考えておきましょう。

インプラント埋入後、すぐに歯は入りますか?

通常は、骨と人工歯根が結びつくのを待ってから人工の歯を取り付けます。インプラントの治療法には1回法と2回法があり、1回法は人工歯根を埋入する手術のあと、経過を見て人工の歯を取り付けます。2回法は、埋入の手術に加えて、歯ぐきを少し開いて土台の部品(アバットメント)をつなぐ手術を行います。どちらになるかは、あごの骨の厚みなどを診て決めます。埋入した直後に仮の歯を付ける方法もありますが、行えるかどうかはお口の状態によって異なるため、担当の歯科医師の説明を受けて決めます。

当院の案内では、骨が十分にある場合の治療期間の目安は、上あごで約3か月、下あごで約2か月です。骨を増やす処置が必要な場合は、さらに1〜3か月程度かかります。抜歯からインプラントを入れるまでの期間は、抜歯のあとインプラントはいつ入れるかを説明した記事をご覧ください。

インプラント手術後の食事は、どうすればよいですか?

麻酔が効いているあいだは、口の感覚が鈍くなっています。熱い物でやけどをしたり、頬や唇を強く噛んだりするおそれがあるため、麻酔が切れるまでは食事を控え、飲み物だけにしてください。

麻酔が切れてからも、手術後1週間ほどは、うどん、おかゆ、スープのようなやわらかい物を選びましょう。硬い物、辛い物などの刺激の強い物、ガムは避けます。やわらかい物でも、小さく切って少しずつ口に入れ、手術した側とは反対側でゆっくり噛むようにすると、手術した所に負担がかかりにくくなります。

術後の腫れや痛みは、どのくらい続きますか?

手術は局所麻酔で行うため、手術中は麻酔が効いていますが、麻酔が切れたあとは痛みが出やすくなります。腫れは手術後3日目くらいに強くなることが多く、その後は少しずつ引いていきます。痛みも腫れも1週間ほどでやわらいでいくことが多いものの、骨を増やす処置をした場合などは腫れが出やすく、経過には個人差があります。

手術した所の近くに内出血が起き、顔の一部が紫色になることもあります。日本口腔インプラント学会の一般向けの説明でも挙げられている変化で、気になるときは医院に伝えてください。

痛みがつらいときは、処方された痛み止めを指示どおりに飲みます。腫れが気になるときは、濡らしたタオルなどで頬の外側から冷やす方法もあります。学会の説明でも、痛みの程度は手術の内容や感じ方によって異なり、痛みが長く続く場合は担当医に問い合わせるよう案内されています。

術後に血がにじんできたら、どうすればよいですか?

手術の日には医院で止血をしますが、時間がたつと血がにじんでくることがあり、当日は出血が多めになる場合もあります。血がにじんできたときは、慌てずに医院へご連絡ください。

すぐに医院へ連絡したほうがよいのは、どんなときですか?

次のような場合は、次の予約を待たずに担当の歯科医師へ相談してください。

  • 痛み止めを飲んでも効かない
  • 手術から2日以上たっても出血が続く
  • 鼻から出血がある、上あごの手術のあとに膿が出る
  • 下あごの手術のあとに、下唇のしびれなどの違和感が続く

いずれも、手術した所の周りに問題が起きている可能性があります。インプラント治療には、神経や血管の損傷による出血やしびれ、上あごでは上顎洞の炎症などのリスクがあります。自己判断で様子を見続けず、早めに相談してください。

インプラント手術後の私生活の過ごし方は?

手術の当日は、血行が良くなると痛みや出血の原因になりやすいため、激しい運動と入浴は控え、シャワーで済ませてください。熱いお湯も避け、家で安静に過ごしましょう。

激しい運動は手術後1週間、軽い運動も2〜3日は控えてください。飲酒と喫煙は、手術後2週間は控えます。喫煙について、日本口腔インプラント学会は、喫煙する人では治療後のインプラントの残存率が低いことが知られていると説明し、減煙や禁煙をしてから治療を受けることを勧めています。処方された薬は、飲み忘れのないよう指示どおりに飲んでください。

施術した所の歯みがきは、どうすればよいですか?

お口の中が汚れていると、施術した所にも悪い影響が出るおそれがあります。施術した所以外は、毛先のやわらかい歯ブラシで、いつもどおり磨いてください。

施術した所とその周りは、ブラシが当たると傷口が開いたり痛みが出たりするため、抜糸までは磨くのを控えます。当院の案内では、抜糸は手術から約1週間後です。歯ぐきを切らずに行う手術など、糸を使わない場合もあるため、磨き始める時期は帰宅前に確認してください。

術後の経過をよくするために、通院は必要ですか?

はい。家でのケアだけでは、どうしても行き届かない所があります。手術のあとは、傷の状態や治り具合を医院で確かめ、食事や運動、入浴など日常生活の注意も、その時点の状態に合わせてお伝えします。

人工の歯が入ったあとも、インプラントの周りの歯ぐきに炎症が起こるインプラント周囲炎に注意が必要で、毎日の手入れと定期的な確認が欠かせません。日本口腔インプラント学会は、インプラントには自分の歯よりも入念な手入れが必要だとしています。歯ブラシは細かく動かして歯ぐきとの境目をよく磨き、歯とインプラントの間は、すき間の大きさに合わせてデンタルフロスや歯間ブラシを使います。当院では、半年から1年ごとの定期検診で、インプラントの状態や清掃、かみ合わせを確認しています。分からないことは、何度でも聞いてください。

インプラント治療の費用・期間・リスクは?

インプラント治療は、公的医療保険が適用されない自由診療です。必要な処置と総額は、検査・診断のあとにご説明します。費用と追加処置の料金、見積書で確かめたい点は、インプラントの費用の記事で説明しています。

治療期間の目安は上の節のとおりです。通院回数は、簡単なケースで初診を含めて6〜10回前後が目安で、消毒などの簡単な処置の回数は含んでいません。

手術には、術後の痛み・腫れ・出血のほか、血管や神経の損傷による出血やしびれ、骨の穿孔、上あごの奥歯の付近では上顎洞の穿孔や炎症などのリスクがあります。治療後も、インプラント周囲炎、インプラントの脱落、部品や被せ物の破損が起こることがあります。

羽曳野院でインプラントの相談をするには?

加藤総合歯科・矯正歯科(羽曳野本院)は、大阪府羽曳野市白鳥2-16-34にあり、近鉄古市駅から徒歩3分です。電話は072-957-2686です。インターネットからはWEB初診予約をご利用ください。ブリッジなどほかの方法と迷っている方は、インプラントとブリッジの違いの記事も参考にしてください。治療の流れは当院のインプラント治療のご案内でもご覧いただけます。

手術後の注意の出典:当院のこれまでのコラムの内容と、当院のインプラント治療案内(期間・回数・手術前日の処置・抜糸の時期・リスク・定期検診。2026年10月5日確認)。痛み・内出血・仮の歯・喫煙・手入れの説明:日本口腔インプラント学会の「よくある質問」・「インプラントのお手入れ」。

  • 監修: 加藤 直之(歯科医師/医療法人えみは会 理事長)|最終確認日: 2026-10-13

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この記事の監修

加藤 直之

大阪の羽曳野市にある加藤総合歯科・矯正歯科、加藤です。 当院は、歯医者さんの「痛い・怖い・行きたくない」というイメージをなくし、患者様が悩みを相談できてリラックスした状態で治療ができるそんな医院を目指し運営しております。

資格・所属

NPO法人日本歯科予防協会理事/ISOI インプラント認定医/ドライマウス認定医/日本ドライマウス学会会員/日本抗加齢医学会会員/医療情報技師認定証/ITIインプラント認定/AQBインプラント認定/ザイブインプラント認定/POIインプラント認定/インプラント学会 所属ブローネマルクインプラント認定/SARGONインプラント認定/審美歯科学会認証