インプラントとブリッジどちらがオススメ?

目次
インプラントとブリッジの違いを知ろう
歯を失った所の治療方法としてインプラント治療、そしてブリッジがよく挙げられます。どちらの治療方法にしようか悩む方は数多くおられるのではないでしょうか。インプラントもブリッジも失った歯の機能を回復するための治療ですが、全然違うものなんですよ。今回は最適な治療方法を選んでいただくための参考になればと思い解説していきます。
インプラントとブリッジの違い
簡単に説明すると、インプラント治療は永久歯を失った場所にチタン製の歯根(インプラント体)を埋め込み、その上に人工の歯(上部構造)を装着する治療法です。ブリッジは、無くなった歯の前後にある歯を削って、それを土台とした被せ物を作る治療法です。
審美
他者から見ると大きな差は感じられませんがブリッジの場合は審美性を上げるには保険適用外の素材を選択しなければなりません。インプラントの場合の場合は、もともと上部構造は審美性の高いもので自分の歯と見違えるほど自然な風合いにできています。
機能
インプラントは外科手術で顎の骨にインプラント体を埋めるので、安定性が高く硬いものでも自分の歯のように噛むことが可能です。
ブリッジはインプラントほど土台がしっかりしていないので、強い力を入れて噛むことは控えたほうがいいでしょう。噛む快復率はブリッジは60%、インプラントは90%と言われています。
耐久
ブリッジの耐久は7~8年で交換が必要になるとされています。ブリッジは土台となる前後の健康な歯を削って被せる必要があるので、土台となる被せた場所に異常がないかのチェックが必要です。
対してインプラントの耐久は健康、顎の骨、噛み合わせ、口腔内のお手入れの状態によって変化し、定期的にメンテナンスを受けて頂くことで、10年以上機能すると言われています。メンテナンスをしっかり受けてインプラント周囲炎などに注意していただければ、長期間の使用が可能とされています。
メンテナンス
ブリッジのほうが汚れが残りやすいためインプラントよりメンテナンスは頻繁に行う必要があるでしょう。
インプラントは汚れがつきくいといっても、インプラント周囲炎に注意が必要ですし、口腔内の状況によって変わってきますが半年に1回はメンテナンスに行くことをオススメします
ブリッジがオススメな方、インプラントがオススメな方
インプラントとブリッジの違いについて話しましたが、結局自分にはインプラントとブリッジどっちがオススメなの?最終的には口腔内を確認してみないと
ブリッジがオススメな方
- 安く治療したい方
- 短い治療期間で行いたい方
- 外科手術をしたくない方
インプラントがオススメな方
- 健康な歯を削りたくない方
- 自分の歯と同じように噛めるようになりたい方
- 口腔内だけではなく身体の健康も考えていきたい方
- 見た目を良くしたい方
ブリッジからインプラントにやり変えは可能
今現在ブリッジをしている箇所はインプラントへの変更も可能です。装着しているブリッジを外して、歯を失っている箇所へインプラントを埋める治療を行います。その後、土台となっていた歯にはセラミックなどの被せ物を装着します。
ブリッジで使っていた支台歯は状態によっては抜歯が必要になることも…
長期間使用したブリッジに関しては、土台となる歯の状態が悪くなっている場合があります。ブリッジと土台となる歯の隙間に菌が入り込み虫歯になりやすいのです。虫歯の進行具合によっては抜歯が必要となる場合があります。
悩んでいる方は歯科医師にご相談ください
インプラントかブリッジで悩んでいて、なかなか決められない方は担当の歯科医師に相談してみてくださいね。インプラント治療のリスクとなる全身疾患がありインプラントが不向きの方、土台となる歯に問題がありブリッジが不向きの方など、わからなければ専門家の指示を仰ぐことも大切ですので気軽に聞いてみてください。あなたに最適な治療方法を一緒に考えてくれるはずです。
インプラントとブリッジの比較まとめ
インプラント、ブリッジにもメリットデメリットがあります。メンテナンスをしっかり受けていただければ、どちらもとても良い治療だと思いますので。担当の歯科医師と相談して最適な治療方法を見つけてみてくださいね。
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